言葉の遅い子の原因

自分から言葉を話そうとしない、年齢の割に話す言葉が極端に少ないなど心配になる方もいらっしゃるかもしれません。

性格や環境の要因で遅れている場合があります。もともとの性格が内向的でおとなしい子もいます。また大人が先回りしして言ってしまったり、話を遮ってしまったりすると言葉を発する機会が失われてしまいます。

別の原因は言葉の意味が理解できていないという点です。言葉を話すようになるには、まず言葉の意味を理解する必要があります。子どもの名前を呼んでも反応がない場合は、脳の聴覚野に何らかの問題があるかもしれません。

2から3歳くらいで、言葉がほとんど出ない場合、知的障害や発達障害などの脳の機能に問題を抱えていることがあります。言葉の問題だけで障害があると判断するのではなく、総合的に判断することになるので、専門機関と連携が必要になります。